1:カジノ速報 投稿日:2015/11/24(火) 20:01:10.45 ID:qS9TCTpb0.n
神戸市と兵庫県は今秋、介護予防を目的にパチンコやマージャンなどの遊技を長時間提供するデイサービス(通所介護)施設を規制する全国初の条例を相次いで制定した。 「カジノ型」や「アミューズメント型」と呼ばれ、高齢者が楽しみながら利用できる介護施設として注目され、全国 で拡大している。なぜ、規制に踏み切ったのか。(木村信行、藤森恵一郎)
今年5月末。アミューズメント型デイサービスを計画する業者が神戸市の介護指導課を訪れた。 関西初進出の打診だった。
「実は、それまでアミューズメント型がどういうものかよく知らなかった」と担当者は打ち明ける。
急いで資料を取り寄せ、検討を始めた。 きらびやかな部屋。射幸心をあおる疑似通貨。利用時間の大半をゲームで過ごす-との内容だった。 介護保険制度に基づく通所介護は、利用者の能力に応じ、自宅での自立生活に必要な機能訓練を提供するの が目的だ。
同課の中戸欣尚(なかとよしひさ)係長は「ゲームの介護予防面の有効性は認める。ただ、利用時間の大半をゲームで過ごすのは、税金を投じる制度 の趣旨に合わないと感じた」 と話す。
規制を可能にしたのは地方分権だ。 国が握っていた介護施設の指定権限が2012年度、都道府県と政令市、中核市に移譲された。
神戸市には「サービスの多様化に水を差す」との慎重論もあったが、最終的に久元喜造市長が条例案の提出を決断。9月24日、市議会で可決した。県にも7月、同様の業者から申請があり、規制条例を10月9日に制定。いずれも検討から3~4カ月の“スピード規制”だった。
神戸新聞[2015/11/24 07:10]
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008591557.shtml