【鉄道】夢の超高速鉄道「ハイパーループ」の公開デモまもなく始まる=米ラスベガス(動画あり)

アメリカ西海岸時間で5月11日の朝、ラスベガスの砂漠で夢のハイパーループが現実になる…。
時速300マイル(482km)でサンフランシスコ-ロサンゼルス間を30分で結ぶ、音速特急「ハイパーループ(Hyperloop)」が実現したら、交通手段における大イノベーションが起こるでしょう。 Hyperloop Oneのエンジニアが「オープンエアー推進力テスト(propulsion open-air test)」とよぶ公開テストデモンストレーションがいよいよ実行されます。
ハイパーループの開発に取り組むベンチャー企業「Hyperloop Technologies」は「Hyperloop One」に会社名を改めたことが本日発表されました。 競合会社である「Hyperloop Transportation Technologies(HTT)」と区別するためですね。 ちなみにHTTは今週月曜日に、受動磁気浮上を利用した別の推進系技術のライセンスを取得したと発表しています。
動画: [youtube https://www.youtube.com/watch?v=nCK9r7fewEs]
Hypeloop Oneはロサンゼルスに本社をかまえ、従業員160人。 Rob Lloyd CEOは「我々は浮上技術のテスト、低圧環境下における空気力学のテスト、チューブのテストをしてきました。 すべてのシステムのテストを行なってきたが、フルスケールで構築した場合にのみ、実証することができます」と話しました。
去年の末にHyperloop Oneは、ネバダ州の砂漠の土地を取得し、フルスケールのプロトタイプの建築をスタートしていました。 ロイド氏によれば、2016年中には完成するようで、減圧チューブの中を時速700マイル(時速1,126km)以上の速度に達することができるとのこと。

(Hyperloop Oneは競合他社への公式なコメントはしていないのですが)HTTの受動磁気浮上とHyperloop Oneの推進系技術との違いを説明してもらうために、シニアエンジニアリング担当上級副社長Josh Giegel氏を訪ねました。 Giegel氏は11日のテストで活用されるテクノロジーの詳細については語ってくれませんでしたが、電磁石を使っているということだけ明かしてくれました。 そして、Hyperloop Oneは任意の特定の技術に縛られてはいないとも語りました。 「いち早くプロダクトをリリースして、フィードバックを得て、そして改善して、デザインのテストを重ねていくことが大事だと強く信じている。 これから我々がデモンストレーションしようとしている推進系技術は、極めて斬新な方法だと思います」
さらに今回の公開デモンストレーションの他に、Hyperloop Oneは、新しいパートナーリストも発表、その中に野心的な公共インフラプロジェクトで有名なデンマークの建築家のBjarke Ingels氏と彼が率いる会社「BIC」も含まれていました。Hyperloop Oneのプロジェクトに、Ingels氏の思考とデザインディレクションが入るのはワクワクします。「ハイパーループと我々は、最高速電車や未来的な駅をデザインするだけではなく、すでにある都市が成長して進化して、そして完全に変化してしまうポテンシャルをもたらす、全く新しい技術を扱っている」とIngels氏は声明で述べています。 さらに、ハイパーループの開発パートナーの中には、AECOMとArup、そしてスイスの Amberg Group、ドイツのDeutsche Bahn、フランスのSystraが名を連ねていましたが、これは世界で最初のハイパーループが、アメリカではないのかもしれないということを暗示しています。規制が少ない国から始まるのかも…?
Hyperloop Oneの投資企業でもあるフランスの鉄道システム会社SNCFは、高速鉄道の潜在的な代替品としてハイパーループを狙っているようですね。 また今年はじめに、スロバキア政府が、欧州をハイパーループで結ぶ可能性を調査するために、競合であるHTTと契約を結びました。 同社はまだ、カリフォルニア北部で計画された5マイルのテストコースの構築には至っていませんが。
GIF動画:

GIGAZINE 2016.05.11 17:58 http://www.gizmodo.jp/2016/05/_511_300482km-30hyperloop_prop.html
※>>2以降へ続きます。
ハイパーループをめぐっては各社によって開発競争が繰り広げられています。2013年にアイディアを発表したイーロン・マスクも、SpaceXを通じてテストトラックを建設したり、ポッドのデザインコンペを開いています。
Hyperloop OneのLloyd氏は、潜在的なケーススタディを発見したいと考えているようで、すでに進行中のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)のいくつかは、ストックホルムとヘルシンキの間のインフラの接続、ロサンゼルス港を通じて輸送コンテナの効率的な運動、およびスイスのトンネルベースの貨物輸送システムを含みます。
とにかく明日、初めて実際に動くハイパーループを見ることができます。
人類の歴史的な日になるのか否か!? 楽しみです。
※以上です。
日本で相当スケールスピードが、マッハクラスになる、
高速鉄道のミニチュアモデルでの実験をやっていたが、
乗客代わりに乗せた小動物がみんな死んでたw
行きつけの病院にあるw
水深が浅ければ海底でも通せるよね。
コレに磁気駆動の軌道詰めて車体詰めたら、人が入らないんじゃないか?
未来で主流になるのはおそらく空気抵抗がないリニア
地獄だろうな
距離が長ければ長いほど
チューブは一年に一回取り替えないとダメかもね。
アメリカだから空気が入ってくるなら強力なポンプでそれ以上に吸い出してやろうぜ
って発想で解決しそう
しかも地震のあるアメリカ西海岸でこれってのがチャレンジですな
結局一番の問題は駆動方式。
既にコストは出てるだろ。リニアより格段に安いと言うことは簡単=単純と同義。
設備としてはただパイプ埋めて減圧するだけだぞ。やるべきことは東京湾
アクアラインより遥かに簡単。アクアラインは掛かる圧力が二桁違う。
乗り物の方には少し難しさがあるだろうが。
途中にいくつも大き目の都市があってそこの客を拾っていけるのなら鉄道のメリットが出るけど
2点間を結ぶって計画じゃあな。
西海岸より東海岸の方が採算が見込めるのにね。
>>124
そこでシーネンツェッペリン(1931)ですよ。

コの字断面の軌道の上を地面効果を使って飛ぶ飛行機。
地上設備はスラブ軌道の端っこを上に立ち上げてコの字断面にするだけ。
長大なチューブの中を延々と俳風機で減圧し続けるってのは電気代がかかりすぎてしょうがないだろ。
少なくともニュースの本文から想像できるものと現実の落差が激しい。
まるで詐欺。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1e-Po9C8Kj8]
こんな実験<といっては失敬か>のyoutube.com動画が、
ちょっとハリウッドがかってるとはいえ一日で50万回近くも視聴されていたり
フランス国鉄やドイツ鉄道などから資金援助されているのが
すごいというか、不・思・議。
技術的な詳細が全然記事になってないからこの実験の意義が分からないだけ
一生懸命ググると出てくるんだけどこのリニアが浮上する原理は日本やドイツ等にある既存のリニアとは違うらしい
このリニアは日本のリニアと同じで低速だと浮かないんだけど、
日本のリニアが時速150km位までタイヤ走行するのと違って時速30km位までしか接地しない新しい方式のリニアらしい
しかも動画だとタイヤがあるようにも見えないので、低速でどうやって前に進めてるのかも謎
少なくとも「既存のリニアの真似をして動くことを確認しただけ」という単純な話ではないっぽい
出来るのか全く不明だがベアリングレスの永久磁石同期電動機なら
東日本旅客鉄道E331系や東京地下鉄16000系や中国鉄路CRH380D系
でも各社採用し始めているようだ。
F35B戦闘機のように時速30km/hで浮上させる方法では起動加速度制御
なんて不可能なため耐Gスーツ全員着用義務付けは仕方が無いのかな。
マグレブ方式の変電設備はのぼり線91200kWとくだり線48000kW相当
(回生電力の落穂拾い含む)として非接触誘導集電装置で受電するが
車上内燃機関にすると軸出力136800hp相当エンジンを搭載する必要が
あるため現時点最新技術ではナンセンスなんだよ。
まぁ米国なら22世紀中には実現出来るかも知れないw
空中チューブを通る乗り物が実現するのか
胸熱だな
銀色のツナギ着て三角錐のビル上ろうぜ!
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